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アトリエみらいの木

優れた絵というのは、たとえそれが200年前の絵でもそのときの感動が「今」のように伝わってきます。
200年前の絵がすばらしいとおもったら、200年前の画家と心で話をしているのと同じなのです。
これが芸術はコミュニケーションである、といわれる所以です。
色が鮮やかで美しい花を見て絵を描くならば、それをささえる基本の技術をバックボーンにして、その絵を見た人が「美しさ」や「生き生きしている」といったことを感じとれることや、描いた人が「描くことに喜びを感じている」ということが伝わることが何よりも大切です。
そして描いた人は花だけでなくそのほかのものごとを一層よく見るようになります。
見て描いて…見て描いて…その繰り返しで思考や心が深まっていくのです。これはよい作品が生まれること以上に重要なことかもしれません。
表現の喜びを体験してください。そして人生を”自分らしく”何倍にも楽しんでほしいと思います。

美術造形教室 アトリエみらいの木は、こどもを対象に絵画や工作などの創作活動をするための教室から開室いたしました。2013年6月には中学生・高校生を対象にしたアート基礎クラス、アートクラスを開講しました。

以下はジュニア造形クラスの方向けのメッセージです。

最近のこどもたちの話をきいてみると、学校ではものを見て描くなどの課題があまりなく、じっくりとものごとを見たり、考えたり、感じとったり、思う存分なにかをつくることに打ち込めるなどの環境が少ないようです。失敗などの経験をあらかじめ少なくするための合理的な課題や、お手本のように作っていくなど、大人が対処しやすい方法で図工がなされている現状があります。これではこどもたちがもっている個性を充分に発揮することができませんね。
また現代はおどろくべきスピードで功利的に世の中が動いています。その中でまわりに流されずに自分の生き方を考えるのは大人にとってさえすごく難しいことです。こんな時代だからこそ、こどもにとっては、いろんな経験や創作活動をとおして、ねばりづよく何かを成し遂げていくような土台作りがとても大切になってきているとおもいます。

美術造形教室 アトリエみらいの木では、こどもたちが自らすすんで考えたり、工夫したりして創作できることがおもしろいと思えるように、毎回いろんな課題を用意しています。色や形で純粋に遊んだり、描写が楽しいと感じたり、さまざまな触感、質感、ときには温度を体験しながらいろんな感覚を刺激しながら制作していきます。

ジュニア造形クラス制作例

●絵画
見て描く 想像で描く お話の絵 デザインの基礎(色や形などを構成する) 自由画 抽象画
水彩画 クレパス・パステル画 墨絵 はり絵 ペン画

●工作
ねん土 紙工作 木の工作
素材:砂・石・植物・水などの自然物 毛糸 綿 布…などを複合的に組み合わせて制作

アート基礎クラス制作例

●絵画
デッサン(木炭・鉛筆)・油絵・アクリル画・水彩画・デザイン画(色彩構成)・イラストレーション・パステル画 等

●立体
立体造形・彫刻の基礎・空間構成 (粘土・紙等による造形および想定描写等の設計の基礎) 等

指導方針

自分らしく生きていくための手がかりを探そう。

時間をかけてものを見たり、ものをつくることで、自然や芸術の美しさを感じとり感受性を豊かにしていく過程で、自分らしく生きていく手がかりを模索します。

自らすすんで考えたり工夫したりすることのおもしろさに気づこう。

創作活動を通して集中力や忍耐力を養い、自分で考えたり工夫することがおもしろいと思えるような機会を多く持つことで、自分のチカラを信じて粘り強くものごとを成し遂げれる素地をつくります。

十人十色。ひとりひとりの世界はきっと無限大。

自分とまわりの人やものごととの関係を見たり考えたり、他の人の作品にふれることで価値観を広げ、さらには人に勇気をあたえたり、幸せにするようなことができる人間になる土台づくりをします。

絵を描くこども


吹田市の絵画教室なら美術造形教室アトリエみらいの木