12月18日(日)MIRAINOKI

2011/12/18 Gallery by takeshita

今日はクリスマスリースの手法で、みらいの木のサイン(看板)をつくりました。
十人十色を表現するため、いろんな色の顔をつけました。
パレットから色のつぶといっしょに飛び出している感じ。
MIRAINOKIは完全に乾いていたので、木工用ボンドを上から塗ってツヤを出してみました。
少し耐水性になります。(屋外仕様ではありません。)

ねんどや砂絵は大人がやってもかなりおもしろいです。

リースの課題では、みんなに最初に名前をローマ字で描いてもらいました。
なぜ名前を描いたかというと、名前をつくるときにねんど工作の基本であるひもの形状をつくることになり、
色を混ぜて机に転がしたりしていると、準備体操ができるのです。
幼稚園の人には難しかったと思いますが、みんなとてもがんばってくれました。
名前ができたら、あとは自由につくっていってもらいました。

みんな思い思いに動物や花、いろんなおもしろい形をつくってはっていきました。
大人が作るリースでは松ぼっくりや葉、つたなどあるものをアレンジしていくというものが王道ですが、
こどもがねんどでつくるかたちや色は、自分の意思が必ずはいります。
ですからじつはすごくクリエイティブな作業をしてるんですね。

わたしは教室で、「単純にかわいいだけのものをつくってはいけない」とかいったりすることがあります。
ちょっとむずかしいですが、芸術とはなんとなく雰囲気のいいものではなくて、自分の作る意思がちゃんとはいっていないといけない、と思うからです。何かこころに引っ掛かるもの、どうしてこういう風につくったのかなと不思議な力を持つもの、そんな力のあるものをこどもたちにはつくっていってほしいと思っています。


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